自然純米【玄米】5kg

■農薬散布0回、化学肥料・動物性堆肥未使用

健康不安から無農薬へ　近隣農家を驚かせた力強い稲
「農薬を使わない米作りはできないだろうか」
青森県の生産者、三上新一さんが米の有機栽培を始めたのは今から約50年前。夫婦ともに身体が強い方ではなく、農薬の散布作業をするたびに体調を崩すのが悩みだった。「自分の具合が悪くなるようなものを、田んぼにまきたくない」――。
農薬も化学肥料も使わない米作りは試行錯誤の連続だった。当時は農業も大量生産が主流の時代。自然に則した有機農業は、うまくいっても通常の70%程度しか収穫量が見込めず、周囲はもちろん、両親からも反対された。
ただ一人の取り組みが注目を集めたのは、記録的な大冷害のあった平成5年。近隣農家が被害にあえぐなか、三上さんの田んぼだけが通年と変わらない収穫を上げたのだ。

手間をかけ「土の力」を発揮させる
三上さんの米作りは除草と土作りが特徴。除草剤を使用しない為、機械で2回、手作業で数回ほどの除草が大切。特に手作業での除草作業は大変キツイ作業ですが手は抜けません。田んぼでとれたもの(稲わら・もみ殻・米ぬかなど)を田んぼに還し、肥えた土を作ります。
また同じ有機肥料でも「飼料に何が含まれているか把握できない」という理由から、動物質のものは加えない。化学肥料を与えない稲は、自力で養分を得ようと水田にしっかりと根を張る。
本来の生命力を引き出し、大冷害にも負けない“力強い稲”が育まれます。

味わいも魅力　口コミで広がる固定ファンの輪
店頭にはほとんど並ばない為、口コミで健康の悩みがある方や食に関心の高い方々に広まっています。玄米派には「炊いた香りにクセがない」との声も多くいただき、「つがるロマン」の特徴である冷めても美味しく"ツヤ""もちっ"食感も魅力です。

■50年以上にもわたって無農薬・有機栽培一筋!!

長年の取り組みが評価されました。
★2009年度全国農業コンクールにてグランプリを受賞★
全国農業コンクールは、日本の農業の発展と農村の活性化を目的に1952年に発足。各都道府県の審査を経て推薦された農家から中央審査会が20代表を決定しグランプリなどを競うもの。
★2009年度農林水産祭にて天皇杯を受賞★
天皇杯は、過去1年間(平成20年8月～21年7月)の農林水産祭参加行事(309件)において、農林水産大臣賞を受賞した514点の中から決定されたもの。