山形県産 さくらんぼ「佐藤錦」贈答用 手詰め1.2kg(600g×2)

旬は一瞬！約10日間　艶やかに輝く、箱入り娘

ツヤツヤと赤く色づいた、瑞々しいさくらんぼ。毎年楽しみにしていただいている季節がいよいよ訪れます。
「佐藤錦」といえば、国産サクランボの高級ブランド。爽やかな果汁、“程よい酸味”と“繊細な甘さ”が絶妙な上品な味わい。 張りがありながらも柔らかな果肉は、熟してから収穫・即日出荷できる農家直送ならでは。
さくらんぼは栽培環境の難しさに加え、驚くほど手間がかかる。 一年中人の手をかけ育み、収穫から箱詰めまで全てを手作業で行う。 その上、出荷期間は6月下旬予定(10日間ほど)とほんの一瞬、初夏だけ出会える貴重な果実なのだ。

自然の恩恵をたっぷり受け 一年中手塩に掛け育て上げる

生産者・水戸さんの果樹園は奥羽山脈の麓・天童市山口地区にある。 ここは奥羽山系からの清らかな雪解け水に恵まれた肥沃な大地。 県内でも雪が少ないことで知られ、糖度を左右する冬と夏の気温差とともに、昼夜の気温差が大きく果樹栽培にはうってつけの地なのだ。
果樹の根元まで太陽が届き、蜜蜂による自然受粉を促すよう枝を剪定し、無数のつぼみを丁寧に摘んで間引きする。 実が大きく色づき始めると天候との戦いだ。雨に当たると実が割れるため、雨よけに高さ6mのパイプハウスにビニールで被膜する。 収穫までは天気予報にくぎ付けで一瞬も気が抜けない。
また肥料には牛フンの散布など有機質を施し、減農薬を心がける。 「薬や反射シートを使えば色はつくけど、根の働きが鈍り旨くならねよ!」と水戸さん。 実にたっぷりと陽があたるよう手作業で葉摘みを行う手間はかかりますが、その違いは味にでるのです。 鮮やかなルビー色の一粒一粒は、生産者の愛情と情熱の結晶なのだ。

美味しさこだわった朝摘み 新鮮なうちに即日出荷

水戸さんのさくらんぼは朝摘みにこだわっている。 果樹は日中に蓄えた養分を夜間に実に送り、次の日に蓄えた養分で実を大きくする。 このため朝摘みがもっとも養分が多く美味しいのだとか。日持ちもしないため朝摘みをその日のうちに出荷します。
丹精こめて育てられたサクランボはとっても繊細。 「さくらんぼは温度変化に弱いデリケートな果物やから、できるだけ早めに食べてほしいね～」と語る奥様みつ子さん。 さくらんぼが美味しいのは収穫後2～3日ほど、長時間の冷蔵保存は甘みがぬけたり乾燥をまねくため、到着後はなるべく早くお召し上がりください。